新ごぼうと呼ばれるものは一般的なごぼうが晩秋から冬に収穫されるのに対し、そこまで大きくなるまで育てず、秋に植えたものをある程度育った状態で早期に収穫されたごぼうの事です。普通のごぼうよりも白っぽくて短いのが特徴です。

まだ完全に成長しきっていないため、柔らかく風味も一般的なごぼうと比べ上品で優しい香りがしますし、アクが少ないので、さっと火を通すだけで食べることができます。

別名「夏ごぼう」とも呼ばれており、初夏を感じられる野菜のひとつです。

九州の宮崎や福岡では1月から3月にかけて出荷されておりますが、露地物を中心とした旬の時期は4月から6月頃となります。